パリーグ開幕!
待ちに待ったプロ野球開幕。WBCの影響でシーズン前から野球が楽しめて幸せですね!
今シーズンのプロ野球はエスコンフィールドだけ一日早い3/30(木曜日)に開幕。日本ハムは昨シーズンの本拠地開幕の権利を楽天に譲り、今年エスコンフィールドで開幕できるように手配したそう。ファイターズ関係者のエスコンフィールドにかける想いが伝わってきますね…! 札幌ドームでは迫害され続けてきたファイターズですが、エスコンフィールドでしっかり収益を得れば球団の財政難も解消されるはず!
ということで、3/30の試合はエスコンフィールドの1試合のみ
3/31の一面は新庄監督で決まりですね。どんなパフォーマンスが見られるでしょうか、楽しみ!
順位予想
開幕前に、野球ファンなら必ずしておかなくてはいけないもの、それが順位予想!
パリーグは一日早く開幕するので、開幕戦が始まる前に駆け込みで予想します。
今シーズンの予想はこちら
1位 | 福岡ソフトバンクホークス |
2位 | オリックスバファローズ |
3位 | 千葉ロッテマリーンズ |
4位 | 北海道日本ハムファイターズ |
5位 | 埼玉西武ライオンズ |
6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
いろいろな人の順位予想をみても、1、2位はソフトバンクかオリックス。優勝争いはこの2チームの一騎討ちと予想。事実、昨シーズンの終盤もこの2チームは直接対決以外ほぼ負ける雰囲気がなかったし、今年もその傾向は変わらず、交流戦前にはこの2チームは抜けてくるのではないでしょうか。
正直なところ、混戦になれば絶対的エースのいるオリックスが有利で、戦力的にはオリックスの方が上な気もしますが、ホークスの優勝を予想。
だってホークスファンだもの!ホークスを応援するためにこのブログ始めたんだもの!
ほかのチームは戦力的に団子状態。日本ハム以外の3チームは昨年も最終盤までCS争いをしており、どのような順位になってもおかしくない状態でした。今年はファイターズも戦い方が定まって勝ち星を伸ばしてくるはずなので、4つ巴の大混戦が楽しめるのではないでしょうか。
福岡ソフトバンクホークス
評価項目 | 評価 | 印象・コメント |
先発投手 | 5 | 枚数はそろっているものの、絶対的エースがいない |
救援投手 | 10 | オスナとモイネロは強力 |
打撃力 | 7 | 近藤と柳田と栗原に期待 |
守備力 | 8 | 甲斐、今宮を中心としたセンターラインの守りが強力 |
層の厚さ | 10 | 超主力以外は誰が出ても遜色ない |
昨年、開幕スタートダッシュを決めるも中盤で失速し、終盤はあとアウト5つで優勝というところまで行くも優勝を逃したホークス。ファイターズから近藤を、ベイスターズから嶺井をFAで獲得し、元ロッテのクローザー、オスナも獲得した。それぞれ、去年優勝のために足りないと思われるピース(出塁率の高いバッター、控え捕手、抑え)であり、この戦力補強はこの上ないほど有意義であったと思います。だからって楽々優勝かというと…話は別。今年もだいぶ苦戦すると思います。
ホークスの戦力での強みはなんといっても層の厚さ。昨年終盤に選手が大量離脱したときも、「筑後ホークス」の力で何とか最後まで戦い抜けた。藤本監督がうまく選手を入れ替えながら好調な選手を起用できれば、優勝の可能性は十分にあるのではないでしょうか。
昨シーズンは、オリックス戦を中心に表ローテを集中的にホークス戦に集められ、なかなか勢いに乗れなかったのが優勝を逃した大きな要因の一つ。今年もオリックスは山本、田嶋、宮城を集中的にぶつけてくるとみられ、千賀が抜けて絶対的エースがいないホークスとしては、対抗するのが厳しいところ…
もう一つの大きな要因が投手陣のノーコンっぷり。投手陣では、球が速くてもストライクが入らないピッチャーが多く自滅することがすごーく多かった。
今シーズンは、斉藤和巳が投手コーチに就任して、ゾーンの中で勝負できるように取り組んだ結果、課題のフォアボールはOP戦で最小。ただ印象的には相変わらずボール先行していて、見ててストレスフルな気がするのは私だけでしょうか…
また、ここ数年はイベントゲームにとことん弱いのも改善してほしいところ。鷹の祭典やファイト九州デーは普段見に来ないお客さんも多く来るのでなんとしてでも勝ってほしい…!(切実)
年間数試合しか見ない人には勝ちゲームをみてほしいですしね
オリックスバファローズ
評価項目 | 評価(10点満点) | 印象・コメント |
先発投手 | 10 | 絶対的エースがいて枚数もそろっている |
救援投手 | 8 | 弱点があるピッチャーもいるが采配でカバー |
打撃力 | 7 | 上位打線からクリーンアップが協力 |
守備力 | 7 | 目立った選手はいないが守備の意識が高い |
層の厚さ | 5 | スタメンの選手が交代すると戦力がダウンする印象 |
優勝候補の本命、オリックス。今年は吉田正尚が抜けた穴を埋めるべく、ライオンズからFAで森友也を獲得。
戦力を見てみるとやはり投手力が群を抜いています。今年注目の山下はオープン戦ですでに150キロ台後半を記録。もともと枚数のいた先発陣ですが、歴代のチームと比較してもトップレベルメンバーに。
救援陣は宇田川と山崎がフルシーズンでどこまでできるか未知数ではあるものの、先発陣が長いイニングを投げてくれることが想定されるため、負担はそれほど大きくなく、終盤まで十分戦えるのではないでしょうか。
打線についても、昨年苦しんだ宗や杉本が今年は復調すると考えられ、紅林や太田、来田などの若手選手もどんどん力をつけてきているので、得点力がそれほど落ちるということはないと思います。
そしてこのチームの一番の強みは中嶋監督の采配力。監督自体はあまり目立つのがお好きでないようですが、采配は超強気でそれがことごとく良い結果につながっている印象。ナカジマジックは今年も健在でしょう。
懸念点を挙げるとすれば伏見がファイターズに移籍してしまったこと。昨年を振り返ると、宮城などの緩急を使えるピッチャーが先発の時は伏見がマスクをかぶることが多かった。若月と伏見がバランスよく出場機会を分け合うことで、相手打線に的を絞らせなかったのは大きな強みであったはず。
森はリード面での評価はあまり高くなく、若月もリードが慎重すぎて球数を要することがファンから不満を集めている様子。伏見が抜けた影響が出るかどうかも注目ポイントですかね。
千葉ロッテマリーンズ
評価項目 | 評価(10点満点) | コメント |
先発投手 | 5 | 絶対的エースがいるが枚数が不足 |
救援投手 | 4 | 枚数はいるが、少し不安のある投手が多い |
打撃力 | 3 | 安田、山口が打てば評価は一変 |
守備力 | 6 | マリンの風の中でも安定感のある守備力。 |
層の厚さ | 3 | スタメン以外の選手の能力が落ちる印象 |
昨シーズン最終戦後に、続投濃厚とされていた井口監督からまさか退任発表があったマリーンズ。今シーズンは吉井監督のもと巻き返しを目指します。
投手陣では、絶対的エースの佐々木がいて、昨シーズンあまり勝ち星の伸びなかった小島や石川など先発陣は試合を作れる選手がそろっている印象。昨シーズン後半に疲れが見えた美馬が回復すれば、若手の投手と合わせてローテーションは回せるかなという印象。
救援陣について、、昨シーズンはケガ人や不振の選手が多くてやりくりが大変であったが、今年は去年ほど苦しむことはないでしょう。オスナがいなくなったのは痛いけれど、投手出身の吉井監督ならうまくやりくりして十分に戦えると予想します。
問題は打線。昨年はマーティンが不振でオーダーを外れてから、打線の迫力が激減してしまいました。今年獲得したポランコも昨シーズンの成績から考えると期待薄で、今年も純和風打線でシーズンを戦うことになりそうです。
とはいえ、安田、山口など若い選手が力をつけており、昨シーズン後半の状態から考えると、このメンバーでも決して点を取れないことはないのではないでしょうか。特に安田選手は、左ピッチャーへの対応力がかなり上がってきており、今年はクリーンナップの打順にふさわしい活躍を見せると思います。
鍵となるのは中村奨と荻野貴ではないでしょうか。中村は上位打線で作ったチャンスで打席が回ってくることが多く、昨年はそのチャンスをなかなかものにできなかった分、得点力に苦しんだ印象があります。荻野は、ファンから春の妖精と揶揄されるほど、夏場よりも前にケガで離脱することが多いのがたまに傷ですが、フルシーズンで出場できればマリーンズのAクラスの可能性をぐっと高められるくらいの重要な選手だと思います。
北海道日本ハムファイターズ
先発投手 | 4 | 加藤、伊藤、ポンセのあとが続かない |
救援投手 | 2 | 枚数がそろわず苦労している |
打撃力 | 2 | 一発を打てるバッターが多いがつながりに欠ける印象 |
守備力 | 10 | 意識が非常に高く、守備で流れを変えられる |
層の厚さ | 6 | 若い選手が多く、だれが出ても遜色ない活躍が期待できる |
新球場で新規一転、新たなスタートを切るファイターズ。大方の予想では最下位予想をされていることが多いですが、あえて4位と予想。新庄監督も今年は勝利にこだわって戦うと公言しており、去年のような戦績にはならないでしょう。
先発の伊藤、ポンセ、加藤の3本柱は強力で、3人で40勝近くは挙げられるのではないでしょうか。残りのピッチャーで負け越したとしても、5割程度の勝率は十分見込めると考えています。さらに、FAで補強した伏見捕手の存在も大きいと思われ、投手成績はそれなりによいものになると予想します。
課題は野手陣。一発を打てる選手や足の速い選手など、魅力のある選手は多いものの、中核となる選手がいないため、名前だけ見るとなんとなく見劣りします。また、ランナーをためて攻撃をするというよりは、長打で一気に点を取るという形が多いため、OP戦好調だった清宮の活躍はカギになるでしょう。
必然的に、勝ちを見込める展開はロースコアのゲームになるため、守備力が大切になるのですが、そこは新庄監督が去年からこだわってきたところ。外野を中心に守り勝つ体制が整っており、接戦をものにする力はあると考えます。
若い選手が多く、乗れば怖いチーム。新庄監督ならないかやってくれるのではないかという期待を込めて4位予想です。
埼玉西武ライオンズ
評価項目 | 評価(10点満点) | |
先発投手 | 4 | 投げてみないとわからない投手が多い |
救援投手 | 6 | 水上、増田が強力 |
打撃力 | 3 | 攻撃にメリハリがありつながるときに一気に得点を挙げられる |
守備力 | 9 | 内野の源田、外崎はもちろん、外野にも守備力の高い選手がそろっている |
層の厚さ | 4 | 野手は知名度がない選手でもしっかり打てる |
今年からホームユニホームを新しくし、松井稼頭央監督のもと新体制で戦うライオンズ。去年はAクラスを死守したものの、今年はBクラスと予想。
先発陣については、はまれば完封するが悪いと5回持たないというようなギャンブル性の高い投手が多い印象があります。そうなれば、中継ぎ陣に負担がかかります。昨年リリーフエースだった平良が先発転向。終盤は水上から増田へのリレーということになるのでしょうが、昨年の登板数から考えて今年は去年ほどの成績を残すのは難しいのではないでしょうか。
打線について、OP戦前半のメンバーを見るとこんな選手いたっけと思うような名前ばかりが並んでいたのですが、それでもしっかり打てるのがライオンズ。得点が入らないイニングはやや淡泊な攻撃の印象がありますが、ここぞというタイミングで集中力が高く、しっかりと打線がつながって得点を取れるチームカラーは健在だと感じました。
森友也選手が抜けてしまったことと、打線の名前だけみたときの迫力のなさ、水上投手の疲労を考慮して5位予想年ました。
東北楽天ゴールデンイーグルス
評価項目 | 評価(10点満点) | |
先発投手 | 6 | ビッグネームがそろっているが、ここ数年勝ち星は伸びていない |
救援投手 | 3 | 先発が良い分、目が慣れて苦戦している印象 |
打撃力 | 5 | 浅村を中心強力な打者がいるがややベテランだより。 |
守備力 | 4 | 辰巳と小深田が出場しないとガクッと守備力が下がる印象 |
層の厚さ | 2 | ビッグネームが多い分変わりが利かない |
毎年優勝候補に挙げられながら、終わってみればそれほど強くなかったというシーズンが続いているイーグルス。解説者のみなさんの予想を見ても、そろそろ堪忍袋の緒が切れたのか、下位予想をつけられ始めています…。
先発陣は実績のある投手が多く、田中、則本、岸、涌井(は今シーズンは中日ですね…)と並んだ名前は圧巻ですが、成績を見てみるとそれほどでもないというのが実際のところ。リリーフ陣も松井祐樹につなぐまでが不安定で、終盤に逆転のチャンスがあるぞという雰囲気を感じてしまいます。
打線も浅村、西川らのベテラン組は昨年も素晴らしい実績を上げているものの、生え抜きの選手が島内以外伸び悩んでいる印象。いい選手が多いものの、まだ名前が売れていない選手が多いため、打線の名前を見ても迫力に欠けるような印象を受けます。
また、ここ二年続けてスタートダッシュを決めるもでシーズン中盤からじりじりと成績を落としているのが気になるところ。ベテランの選手の息切れがチーム成績に直結しているのか、シーズンが進むにつれて心なしかベンチの元気がなくなっているように感じます。
今シーズンも接戦になると思うため、終盤戦の勢いに不安のある楽天を最下位予想としました。
いよいよ開幕
今年も開幕の時期がやってきました。今年は声出し応援も解禁されて、選手にとってファンの存在がより近いシーズンになればよいなと願います。
そして、ホークス、今年こそ優勝しましょう! 絶対勝つぞ、ホークス!
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