7/4-6 HAWKS VS FIGTERS

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 ベルーナドームで3連勝して勢いに乗った状態でのファイターズとの3連戦。シーズン途中で緊急補強したデスパイネがこのカードから一軍に合流。下位チーム相手の対戦でしっかり連勝して、オリックス、ロッテとしっかりと差を広げていきたいカードです。

7/4 VS FIGTERS (12回戦 PayPayドーム)

123456789R
FIGHTERS31101220010
HAWKS0000020003
HAWKSFIGHTERS
1B中村晃石井2B
CF牧原大清宮3B
LF近藤松本LF
DH柳田野村1B
RF柳町万波RF
3B栗原浅間CF
SS今宮郡司DH
2B三森伏見C
C甲斐上川畑SS
P和田伊藤P
イニング注目度項目コメント
1回表★★★活躍(相手チーム)野村4番復帰後即先制3ラン
2回表★★★★記録・記念郡司プロ初ホームラン
3回表★★活躍(相手チーム)まさかの押し出しフォアボール
4回表★★その他和田、指に力が入らず緊急降板
5回表★★★活躍(相手チーム)万波15号ソロ
6回表★★★活躍(相手チーム)伏見ホームラン
6回裏★★★★活躍(ホークス)栗原のバースデー2ランホームラン
デスパイネの復帰後初打席はセンターフライ
9回表活躍(ホークス)牧原の内野ゴロの間に1点返す

 これまで安定感抜群の投球を見せてきた和田がまさかの炎上。試合の序盤から大量点差をつけられてワンサイドゲームになってしまいました。

 ファイターズは今シーズン苦しんでいる野村が久しぶりに4番に入って初回から3ランホームランを放つと、ファイターズらしいホームラン攻勢でたたみかけてきました。

 2回には郡司がレフトスタンドに飛び込むプロ初本塁打。万波、伏見にもホームランを打たれて合計4被弾。今季ワーストの10失点となってしまいました。

 先発和田は、4回に指先に力が入らなくなって緊急降板。ひょっとすると試合の序盤から感覚がおかしかったのかもしれませんね…

 打線もファイターズ伊藤の前になかなか反撃できませんでしたが、6回に栗原が2ランホームラン。栗原らしい、綺麗な放物線を描きました。

 そしてデスパイネが復帰後初打席。センターフライに倒れたものの、やっぱり迫力のある打席での様子でした。

 大敗したからこそ、切り替えやすい試合になったととらえて、次に行きましょう! 

7/5 VS FIGTERS (13回戦 PayPayドーム)

123456789R
FIGHTERS0010000001
HAWKS32000000×5
HAWKSFIGHTERS
1B中村晃加藤豪2B
2B三森清宮3B
LF近藤松本LF
DH柳田万波RF
CF柳町野村1B
3B栗原郡司DH
RF上林浅間CF
SS川瀬伏見C
C甲斐山田SS
P板東鈴木P
イニング注目度項目コメント
1回表★★活躍(ホークス)甲斐キャノンで松本を刺す!
1回裏★★★活躍(ホークス)近藤、柳田の連続タイムリー
上林の内野ゴロの間に1点
2回裏★★★★活躍(ホークス)近藤左中間を破る2点タイムリー
鈴木をKO
3回表★★★活躍(相手チーム)松本剛のタイムリー
中村晃の好判断で1点どまりに抑える
6回表★★★活躍(ホークス)板東、クリーンナップを3人で抑える好投

 序盤で鈴木を逆方向へのバッティングでしっかり攻略しての快勝!板東が序盤のリードを守り切る好投でしっかり勝ち切りました。

 初回、中村がセンター前ヒットで出塁して三森。三森の打球はセカンド前への緩いゴロでしたが、セカンドの山田が無理に併殺を狙ってセカンドに悪送球。いきなり大きなチャンスを迎えました。
 ここから近藤、柳田の連続タイムリーで先制に成功!さらに1アウト満塁から上林の内野ゴロでもう1点追加して3-0と試合を有利に進めます。

 さらに2回、0アウト2,3塁のチャンスを作ると、近藤が左中間を破るタイムリー2ベース。2回で早くも先発の鈴木をマウンドから降ろすことに成功します。

 そして、今日一番素晴らしかったのはホークス先発の板東。

 3回に2アウトから松本にセンター前タイムリーを食らって失点するものの、中村晃がバックホームをカットして3塁で清宮をアウトにする好判断でしっかり流れを止めることができ、ここから乗っていきました。

 5回から7回までの3イニングは三者凡退に抑え、99球で7回までを投げ切るナイスピッチング。与えたフォアボールも1つだけで、昨シーズン後半の安定感抜群の板東が帰ってきたように感じました!

7/6 VS FIGTERS (14回戦 PayPayドーム)

123456789R
FIGHTERS0001001103
HAWKS00210001×4
HAWKSFIGHTERS
1B中村晃石井2B
2B野村勇清宮3B
LF近藤松本DH
RF柳田マルティネスC
DHデスパイネ万波RF
CF牧原大野村1B
3B栗原五十幡LF
SS今宮江越CF
C甲斐上川畑SS
P大関加藤貴P
イニング注目度項目コメント
3回表★★★好プレー柳田の好返球で江越の進塁を阻止
3回裏★★★★活躍(ホークス)柳田先制の2ランホームラン!!
4回表★★★活躍(相手チーム)野村の犠牲フライで1点差に
4回裏★★★★★活躍(ホークス)牧原、ライトスタンドへの完璧なソロホームラン!
6回表★★★活躍(ホークス)大関、ナイスピッチングで3者凡退
6回裏★★★記録・記念デスパイネの復帰後初ヒット!
7回表★★★活躍(相手チーム)大津が江越に被弾…
上川畑の打球を今宮がファインプレーに
8回表★★★活躍(相手チーム)甲斐野がマルティネスに同点タイムリーを打たれて涙
8回裏★★★★活躍(ホークス)柳田の右中間を破る勝ち越しタイムリー!

 見ごたえのあるシーソーゲーム、ギータの大活躍で何とかものにすることができました!

 まずは3回表、0アウト1,2塁から浅めのライトフライでセカンドランナーの江越がタッチアップで3塁を狙いますが、これを柳田の強肩で阻止。その後、甲斐のパスボールもあって2アウト2,3塁となりますが、松本剛の浅い打球に見事柳田が追いつき、ピンチ脱出。まずは守備で大活躍しました。

 そしてその裏、2アウトランナーなしから近藤が2ベースで出塁すると、柳田がライトスタンドへ飛び込む先制の2ランホームラン!良い守備を見せた裏の回にバットでも活躍します。

 1点差に迫られた直後の4回裏には、牧原が真ん中のカットボールを完璧にとらえてライトスタンドへのソロホームラン!効果的に一発が出ました。

 今一つピリッとしていなかった大関も、6回表にはマルティネスから見逃し三振を奪うなど、クリーンナップを三者凡退に抑えて気持ちよく降板。

 6回裏にはデスパイネに復帰後初ヒットが生まれ、完全にホークスの流れかと思われました。

 しかし、7回に大津が江越にソロホームランを浴びて1点差に迫られると、8回には甲斐野がマルティネスに同点タイムリー2ベースを浴びて大関の勝ちが消えてしまいました。

 大関に久しぶりの勝ち星をつけたい思いが強かったのか、甲斐野はベンチで涙する姿も。

 しかし、それを救ってくれたのはまたしてもギータでした。先頭の野村勇がヒットで出塁すると、俊足の野村勇に代走周東を起用。周東がしっかり盗塁を決めて1アウト2塁のチャンスに。

 ここで柳田が前進守備の外野の間を割る勝ち越しのタイムリー3ベースを放ち再び勝ち越しに成功!

 9回はオスナが流石の締めを見せてホークスが接戦をものにしました。

 大関に勝ち星がつかなかったのは残念ですが、今日の後半のようなピッチングを続ければきっと勝ちがつくはず。

 負けていると嫌なゲームになっていましたが、ギータが救ってくれました!

カード総括

 初戦を大敗したものの2勝1敗でカード勝ち越し!復帰したデスパイネにもヒットが出て今後につながりそうなカードでした。

 ここまで苦しんでいた先発で板東と大関に復調の気配が見られたのも大きなプラス材料だと思います!

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