5/27~28 HAWKS VS MARINES

 カード開始前の時点で首位のマリーンズと交流戦前最後の2連戦。前日の金曜日も次の月曜日も試合がないため、早めの継投をつぎ込める試合。5/27はダブルアニバーサリーデーユニフォームを着用しての試合で勝利を狙いました。

5/27 VS MARINES (9回戦 PayPayドーム)ダブルアニバーサリーデー

123456789101112R
MARINES0012200000005
HAWKS000320000006
HAWKSMARINES
1B中村晃池田2B
3B周東友杉SS
LF近藤中村DH
RF柳田ポランコLF
DH栗原安田3B
2B牧原大茶谷1B
CF柳町山本RF
SS川瀬佐藤C
C甲斐CF
P石川種市P
イニング注目度項目コメント
1回表★★試合の山場石川初回から3四球の乱調も無失点で切り抜ける
3回表★★★★活躍(相手チーム)中村奨吾にタイムリーを浴びる
3回裏★★活躍(ホークス)甲斐の2ベースが出るも無得点。
4回表★★★活躍(相手チーム)2アウトからタイムリーとワイルドピッチで2失点
4回裏★★★★★活躍(ホークス)川瀬のタイムリーと甲斐のタイムリー3塁打で同点!
5回表★★★★活躍(相手チーム)佐藤のソロ。池田のタイムリー3塁打
5回裏★★★★★活躍(ホークス)牧原の同点2ラン!
9回表★★活躍(ホークス)先頭を出しても全く慌てないオスナの好投
10回表★★★活躍(ホークス)甲斐野完璧な投球で3者凡退
12回裏★★★★★活躍(ホークス)3安打で東妻を攻略してサヨナラ!

 ホークスはこの試合から左の太ももを痛めていた牧原大成が1軍復帰。6番で即スタメン出場になりました。また、爪の割れた栗原はDHでの出場になりました。

 ホークス先発石川は今日も初回から制球が定まりませんでした。真っすぐとカットボールは高く浮き、パワーカーブはゾーンに入らずフォークは高めに抜けるという、苦しいピッチング。3つのフォアボールでいきなり2アウト満塁のピンチを招きますが、最後は茶谷をショートゴロに打ち取って何とか無失点で切り抜けます。

 石川は徐々に球を操り始めますが、3回の表に不運な内野安打で先頭の池田に出塁されると、送りバントでランナーを進められて1アウト2塁のピンチに。続く中村奨吾にインサイドを厳しくついた真っすぐを上手くさばかれてセンター前へのタイムリーヒット。先制を許してしまいます。

 反撃したいホークスは1アウトから甲斐が真ん中に入ったスライダーを引っ張ってレフトフェンス直撃の2ベースヒットを放ち出塁。中村晃のセカンドゴロの間にランナーが進み、周東がフォアボールを選んで2アウト1.3塁のチャンスを作りました。しかし、近藤がフルカウントからレフトへの浅いフライに倒れて無得点。チャンスをつぶします。

 4回表、簡単に2アウトを取った後に岡に詰まった打球のライト前ヒットを打たれると、モーションを完全に盗まれて盗塁を許します。その後、友杉に粘られてフォアボールを与えると友杉には高めに浮いたフォークを打たれてタイムリーヒット。さらに中村に対してあっさりフォアボールを与えるとポランコへの勝負球のパワーカーブが逆球になってワイルドピッチで三塁走者が生還。3-0とリードを広げられます。

 反撃したいホークスは4回裏、柳田と栗原がいずれも引っ張った強い打球でライト前ヒットを放ちランナーを2人ためます。しかし、牧原はインサイドいっぱいの真っすぐに見逃し三振。柳町はいい当たりのセンターフライに倒れて2アウトになります。
 しかし、続く川瀬が外の真っすぐを上手くとらえてレフト前へのタイムリーヒット。1点を返します。さらに続く甲斐がセンター左にはじき返すと、飛び込んだ岡のグラブの先を抜けていき走者一掃のタイムリー3ベースヒット!同点に追いつきます。

 追加点をやれないホークスは石川をあきらめ、5回から泉を投入。簡単に2アウトを取った後、佐藤に粘られ、7球目の高めに浮いた真っすぐをとらえられてライトスタンドへ飛び込む勝ち越しのソロホームラン。
 さらに、続く岡にストレートのフォアボールを与えると、池田に高めの真っすぐをとらえられて左中間を破るタイムリー2ベースヒットを浴びさらに追加点。イニング途中での降板となってしまいます。

 思いムードの中の5回裏、先頭の近藤がフォアボールで出塁するも柳田と栗原が凡退して2アウト。この回も無得点で終わりそうな雰囲気になります。
 しかし、続く牧原が真ん中に入った真っすぐをとらえてライトスタンドに飛び込む同点の2ランホームラン!牧原の値千金の一発でホークスが追いつきます。

 その後はお互いにリリーフ陣が踏ん張って無失点リレー。

 9回表はオスナが先頭の安田にヒットを打たれ、バントで得点圏にランナーを進められますが、ピッチャーゴロ2つで無失点。
 11回の表は板東が先頭にストレートのフォアボールを与えますが、平沢のバントを許さずなかったことで流れを取り戻して、無失点。自慢のリリーフ陣で0を並べました。

 チャンスらしいチャンスを作れていなかった打線は12回裏、先頭の中村晃がセカンドの頭の上を超えるヒットで出塁すると、代走に三森を起用。周東がしっかり送って1アウト2塁とサヨナラのチャンスを作ります。近藤がライト前ヒットでつないで、最後は柳田のライト前タイムリー!
 苦しい試合を何とか勝ち切りました!

<試合評>
 12回までもつれた壮絶な延長戦ホークスが粘って勝ち切りました。中盤の試合展開は完全にマリーンズのペースで、リードをなかなか奪えない展開の中、リリーフ陣が良く粘ったおかげで最後にチャンスが来た、そんな試合でした。

良かったところ
・4回裏の同点劇
 2アウトまで取られてこの回の得点は厳しいかなという雰囲気が漂った中での2本のタイムリーヒット!このヒットがホークスに勢いをつけました!特に、川瀬選手の一打は流れの上で非常に大きかったと思います。
 種市投手が下位打線相手には簡単にストライクを取りに来ることを見越して、若いカウントから積極的に打ってのタイムリーヒット。見事でした!

・牧原大成の同点2ラン
 こちらも、ホークスナインを勇気づける一発。2アウト1塁からの一発だっただけに、相手に与えたダメージも非常に大きかったと思います!
 帰ってきて即結果を出してくれる、流石ジョーカー!

・リリーフ陣の頑張り
 6回以降のリリーフ陣の頑張りが素晴らしかったです。ほとんどチャンスらしいチャンスを作らせずに12回まで繋げました。これだけ良い投手がいるのになぜ先発はあんなのばっかりなんだろう…

5/28 VS MARINES (10回戦 PayPayドーム)

123456789R
MARINES2100003309
HAWKS0002000035

HAWKSMARINES
1B中村晃池田1B
2B牧原大藤岡SS
LF近藤中村2B
RF柳田ポランコDH
DH栗原安田3B
CF柳町山口LF
SS川瀬CF
3Bガルビス佐藤C
C甲斐平沢RF
P藤井佐々木朗P
イニング注目度項目コメント
1回表★★★★活躍(相手チーム)中村奨吾にバースデー2ランを被弾
2回表★★★活躍(相手チーム)中村奨吾にタイムリーを浴びる
3回裏★★★★★活躍(ホークス)佐々木の前に3者三振
4回裏★★★活躍(ホークス)中村晃の内野安打、牧原のタイムリー3塁打で追い上げる
6回裏★★★試合の山場先頭中村晃が出塁するも無得点
7回表★★★活躍(相手チーム)津森が3ランを被弾
8回表★★★その他泉が2死球、2四球で大乱調
9回裏★★★★★活躍(ホークス)栗原完璧な当たりの3ランホームラン

 ホークスは昨日から復帰して佐々木に相性の良い牧原を2番起用。サードにはガルビスを起用しました。

 初回、先頭の池田に外の真っすぐを上手く拾ってヒットを打たれると、今日が誕生日の3番中村奨吾に低めの真っすぐをとらえられ、レフトスタンドへ飛び込む先制の2ランホームランを被弾。
 佐々木相手にいきなり追いかける展開になってしまいます。

 さらに2回表、平沢にデッドボール、藤岡にフォアボールを与えて2アウト1,2塁のピンチを招くと、中村に対してフルカウントから真ん中に入ったフォークを打たれてレフト前へのタイムリーヒットを浴び3点目を失います。

 佐々木の前に3イニングパーフェクトに抑えられていた打線ですが、4回表、先頭の中村晃が弱い当たりの内野安打で出塁しチーム初ヒット。続く牧原大成が2球目に真ん中に入ったフォークをとらえて右中間を深々と破るタイムリー3ベースヒット!1点を返します。
 続く近藤は外野フライを上げに行ってレフトへの犠牲フライ。1点差まで追い上げます。
 この場面、佐々木はかなり消耗していましたが、追撃することはできず、後続が打ち取られて2点どまりに終わります。

 その後、佐々木に6回まで0に抑えられますが、球数90球目安の内の82球まで到達、おそらく6回までで佐々木は降板するだろうという見込みが立ち、リリーフが0に抑えれば十分にチャンスが来ると思われる場面でした。

 7回表、ホークスはマウンドに津森を送りました。しかし、先頭の藤岡にフォアボールを与えると、中村には追い込んでからデッドボール。続くポランコは2球で追い込んだものの、カウント2-2まで最後は低めの真っすぐを打たれてライトスタンドに飛び込む3ランホームラン。痛恨の3失点を喫します。

 さらに8回表、泉がマウンドに上がったものの押し出しを含む2四球2四球で大荒れ。この回も3点を失い一気に試合を決められてしまいました。

 9回の裏には、栗原が意地の3ランホームランを放ちますが、反撃もここまで。終盤の失点が響き9-5でマリーンズに敗れました。

<試合評>
 あと一歩で勝てそうなところまで行っていたのですが、打線も投手陣ももうひと踏ん張りができなかったというゲームになりました。2点取ったイニングで佐々木投手は制球を乱していたので追いつくところまで行けていれば。あるいは、7回を無失点で切り抜けることができていたら、違う展開になっていたかもしれません。

良かったところ
・牧原大成選手のタイムリー3ベース
 ここまでやられてきたストライクゾーンの中のフォークを完璧にとらえての長打。佐々木投手に与えたダメージも非常に大きかった様子でした!
 1本のヒットが試合の流れを変えるきっかけになるといいますが、これはまさにそんなヒットでした!

・栗原選手の一発
 エスコンフィールドで放って以来の一発。勝ちにはつながらなかったものの、フラストレーションのたまったファンが落ち着いて帰るために非常に大きな一発でした。タイトルを取るために点差がついた試合であってもしっかりチャンスをものにできたのは大きいと思います!

カード総括

 マリーンズに終始押されながらも1勝1敗の五分でカードを終えました。マリーンズ相手に先発と泉投手が撃ち込まれ、苦しい展開になりました。2戦目は佐々木が先発であったのである程度負けは想定内。苦しみながらも初戦をものにできたのが非常に大きかったと思います。

 チーム状態が良くない中、佐々木とあたって負け越さなかっただけでも十分な成果!得意の交流戦で勢いに乗っていきましょう!(今年こそヤクルト倒しましょう🔥)

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