2022年10月1日 Lions VS Hawks 観戦記録

現地観戦記録

悪夢の始まり 2022年10月1日 Lions VS Hawks

 2022年10月1日、僕はこれ以上にないくらい期待に胸を膨らませていました。
ホークスのマジックは1で残り2試合はベルーナドームでのライオンズ戦とマリンスタジアムでのマリーンズ戦。
今年から関東に移住していた僕は、消化試合を見に行くつもりでこの2試合のチケットを購入していたのです。

 リーグ優勝の瞬間を球場で見ることはプロ野球ファンの夢。その夢が現実になる。まさに、これ以上の出来事はない!!
いやぁ、また優勝グッズで散財しちゃうなぁなんて浮かれながら、球場へと向かいました。

いざ球場へ!

 10月1日ライオンズ戦。ビジター応援席は僕と同じように期待に胸を躍らせたホークスファンでいっぱいでした。
スタメン発表前、名物ウグイス嬢の鈴木あずささんの「悔しい思いの昨シーズン、ファンの皆様からたくさん勇気をもらって両チームここまで進んでこられました。今日も最後まで全力の選手たちにご注目ください」のコメントはきっとホークスファンにも向けられたメッセージだったのでしょう。(←これでちょっとライオンズファンになった)
球場全体が拍手に包まれ、ものすごい緊張感でドームが満たされました。


 試合はライオンズ先発の松本航、ホークスのエース千賀の手に汗握る投手戦に。
相変わらず貧打にあえぐホークス打線は4回牧原、柳田の連打でチャンスメイクするも、デスパイネ、中村晃が凡退して先制機を逃してしまいます。
するとその裏、1アウトから源田、森に連打を食らって山川に四球。続く栗山にタイムリーヒットを打たれて1点を献上することに。
その後連続三振で切り抜け、気迫を見せるも重苦しい雰囲気を払拭するにはいたらず、なんとなくライオンズペースのまま、イニングが進んでいきました。(←ほんとに書くことがないくらいいいところがなかったのです…😭)

 9回表、今日の優勝は無理かなぁ、晩ごはん何食べて帰ろうかなぁと皆が(私だけ?)考え始めていたその時でした。前の試合の守備で首を痛めて出場が絶望的と言われながらも4番でスタメン出場していた柳田ぎーたキャプテンがレフトスタンドに起死回生の同点ホームラン!!!
いや、もうびっくりしすぎて何が起こったかわからないくらいものすごい貴重なホームラン!
これぞ四番、これぞ主砲、これぞキャプテンの一打!誰がこの柳田悠岐の活躍に文句を言わせようか!!(河村アナ風)

 引き分けでも優勝の決まるホークスは9回裏からモイネロの攻撃を発動。
代走のランナーをけん制で刺すなど、完全に流れがホークスに来ている展開で、試合は11回へ。
1番からの好打順に藤井を投入し、外崎源田をあっさり打ち取って2アウト。
さすが、藤井さんは安心やんやね12回は誰が投げるんだろう、泉さんは不安やなぁと思っていたその時、悲劇は起こったのです。
山川穂高あぐーがフォークボールを一閃。
行くな、行くな、超えるな…!悪夢のような現実がそこには待っていました。

 まさかのサヨナラホームランで、ホークスはこの日の優勝がなくなり、2014年以来のバファローズとホークスの優勝争いは、なんの因縁か10.2決戦となったのです。。。

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