6/13~15 SWALLOWS VS HAWKS

 神宮でのヤクルト戦。2年連続で3連敗を食らっている相手なので何とか一矢報いたいところ。スワローズはここまで調子が上がり切っていないので、今年こそリベンジでスイープだ!

6/13 SWALLOWS VS HAWKS (1回戦 神宮球場)

123456789R
HAWKS1000200005
SWALLOWS0000010001
SWALLOWSHAWKS
2B山田中村晃1B
1Bオスナ今宮SS
LF青木近藤LF
3B村上柳田RF
RFサンタナ牧原大2B
CF内山柳町CF
C中村栗原3B
SS武岡甲斐C
P小川有原P
イニング注目度項目コメント
1回表★★★★★活躍(ホークス)中村晃技ありの先制ソロホームラン。
2回表★★★活躍(ホークス)有原にヒットが生まれる
2回裏★★★試合の山場1アウト2,3塁のピンチをしのぐ
4回裏★★★活躍(ホークス)ゲッツーでピンチ脱出
5回表★★★★★活躍(ホークス)近藤逆方向への2ランホームラン
6回裏★★★★活躍(相手チーム)青木のソロホームラン。リクエストでファールの判定が覆る
7回表★★★★活躍(ホークス)今宮の2ランホームラン

<試合評>
 相手ヤクルトのお株を奪う一発攻勢で理想的な展開での勝利!ホームランの出やすい神宮球場で3本のホームランが飛び出し、5得点すべてをホームランで奪いました。

 勝敗を分けたのは2回の1アウト2,3塁のピンチをしのげた場面。5番サンタナ、6番内山と連打を食らてランナーを進められると、DHのあるパリーグの試合では、1点は覚悟の場面ですが、今日の試合では8番バッターを打ち取ったことで投手に打順が回り、無失点で切り抜けられました。この辺りは交流戦ならではの試合展開。DHがない試合では下位打線でチャンスを作っても投手に打順が回ってしまうので、より上位打線が重要になると感じさせられる場面でした。

 先発有原投手は前回に続いて粘りのピッチングで6回を投げて92球、失点は青木選手のホームラン1点のみでした。2回の打席では自らヒットも放ち、大活躍でした!

 打つ方では、まずは中村晃選手の先制の一発。インコースの難しいボールをとらえて弾丸ライナーでライトスタンドへ。失投ではないボールをとらえてのホームランでの先制点は相手先発の小川投手に大きなダメージを与えられたと思います。

 6回の近藤選手のホームランも追い込まれてから外低めのスライダーをとらえた一発。ランナー一塁からの一発で一気に試合の流れを持ってきました。

 とどめは8回の今宮選手の一発!真ん中に入ってきたスライダーを完璧にとらえる見事な一発!完全に試合を決める一本になりました。

6/14 SWALLOWS VS HAWKS (2回戦 神宮球場)

123456789R
HAWKS0210000003
SWALLOWS0100100002
SWALLOWSHAWKS
2B山田中村晃1B
CF内山今宮SS
LF青木近藤LF
3B村上柳田RF
RFサンタナ牧原大2B
C中村正木CF
1Bオスナ栗原3B
SS長岡甲斐C
P高橋東浜P
イニング注目度項目コメント
1回表★★★活躍(ホークス)無死1,2塁のチャンスを作るも併殺があって無失点
2回表★★★★★活躍(ホークス)栗原の先制2ランホームラン!
2回裏★★★★★試合の山場長岡のタイムリーヒット。なおも1死2,3塁のピンチも山田、内山を抑える。
3回表★★★★活躍(ホークス)近藤のソロホームラン。
4回裏★★★★★活躍(ホークス)1死2,3塁のピンチも高橋と山田を抑える。近藤の超ファインプレー
5回表★★★★活躍(相手チーム)サンタナのタイムリーで1点差
6回裏★★試合の山場武田がランナーを2人貯めるも上位打線を打ち取って無失点
7回裏★★★活躍(ホークス)甲斐野、2奪三振を奪う好投で3者凡退
8回表★★★活躍(ホークス)今宮、谷川原がヒットも無得点

<試合評>
 お互いにピンチを招きながらも投手陣が粘って何とか0を並べ終わってみれば3-2。ホークスは前半のリードを守り切っての勝利になりました。

 初回のホークスは中村晃、今宮の連打でいきなり無死1,2塁のチャンスを作りますが、近藤がダブルプレーに倒れて得点を取ることができず。これはまずい流れかと思いました…

 しかし。2回の表に栗原がライトスタンドへ特大の2ランホームラン!先制に成功します。

 その裏、中村、オスナ、長岡の3連打で1点を失い、さらに1アウト2,3塁で上位の山田に回る大ピンチ。この場面で山田をセカンドゴロ、内山をサードゴロに打ち取ってリードを守り切れたのがとても大きかった!

 直後の3回には近藤健介が低めのボールを逆方向へのホームランにして3-1。効果的な追加点が入りました!

 ただ、ここからはホークスにとって我慢の展開。なかなかチャンスを作れない展開に。

 4回裏、1アウト2,3塁から投手の高橋が放った打球はレフトの前に落ちそうな打球でしたが、近藤がダイビングキャッチ!この超ファインプレーにも助けられてこのイニングを無失点でしのぎ切りました。

 5回にサンタナのタイムリーを食らった東浜は5回までで降板。6回は武田翔太が登板しましたが、武田翔太が危なかった…。1死1,3塁で内山、青木を迎える場面でしたが、内山を三振。青木をセカンドゴロに打ち取って無失点。振り返ればここがターニングポイントだったように思います。

 7回以降の3イニングはホークスのリリーフ陣がぴしゃりと抑えて逃げ切り成功!3-2で勝利しました!

6/15 SWALLOWS VS HAWKS (3回戦 神宮球場)

12345678910R
HAWKS00013300029
SWALLOWS00303001007
SWALLOWSHAWKS
CF濱田中村晃1B
2B山田今宮SS
LF青木牧原大2B
3B村上柳田RF
RFサンタナ栗原3B
1Bオスナ柳町LF
C内山上林CF
SS長岡甲斐C
Pサイスニード板東P
イニング注目度項目コメント
3回裏★★★★活躍(相手チーム)・ピッチャーのヒットとフォアボール2つで満塁に
・サンタナタイムリーとワイルドピッチで3失点
4回表★★★★活躍(ホークス)栗原のタイムリーで1点を返す
5回表★★★★★活躍(ホークス)近藤・牧原のタイムリーで逆転に成功
5回裏★★★★活躍(相手チーム)サンタナの犠牲フライとオスナのタイムリーで再逆転
6回表★★★★★活躍(ホークス)代走周東と代打川瀬を起用する積極采配
上林タイムリー、川瀬タイムリー牧原の押し出し四球で逆転
7回裏★★★活躍(相手チーム)オスナの同点ホームラン
10回表★★★★★活躍(ホークス)今宮の勝ち越しタイムリー2ベース

<試合評>
 雨の神宮での試合。いつコールドになるかわからないゲームで藤本監督は序盤から積極的に勝負をかけに行きました。

 ホークス先発の板東は3回裏、先頭のピッチャーに2ベースを許してしまいます。さらに、2アウトを取ってからフォアボール2つを出して満塁にしてしまうと、サンタナにタイムリーを浴びて2失点。続くオスナの打席でワイルドピッチでランナーを返してしまい、良くない流れで3点失ってしまいます。

 0点で終わるとまずい流れになる4回表、先頭の今宮が2ベースで出塁すると続く栗原がライトの前へ落とすタイムリーを放って1点を返します。

 さらに、続く5回先頭の上林がセーフティバントで出塁すると、甲斐がポテンヒットでつないで0アウト1,2塁のチャンス。
 投手板東の打順で藤本監督は早くも代打近藤を起用。これが当たって近藤がライト前へのタイムリーを放って1点差に。
 中村晃が送りバントを決めてチャンスを拡大すると今宮がきっちり犠牲フライを打ち上げて同点。
 さらに牧原にもタイムリーが出て逆転に成功!

 5回からマウンドに上がったガンケル。先頭にヒットを許したものの、続く山田をピッチャーゴロに打ち取ってゲッツー…のはずが名手今宮がまさかの捕球ミスで0アウト1,2塁に。
 その後1アウト満塁からサンタナの犠牲フライとオスナのタイムリーで3失点。再逆転を許してしまいました。

 それでもあきらめなかったのがこの日のホークス。0アウト1,2塁のチャンスから上林のタイムリーで1点を返すと、甲斐のスリーバント失敗のあと、ガンケルの代打川瀬が同点のタイムリーヒット!
 その後満塁となって牧原が押し出しのデッドボールを受けて、なんと再逆転に成功します。

 流石にこのまま試合が終わるかと思っていた7回、津森がオスナに特大のソロホームランを浴びて再び同点に。さらにその後、1アウト1,2塁のピンチを招きましたが、濱田と山田を連続三振に抑え、何とか同点で踏みとどまりました。

 試合はそのまま延長に入って10回、上林のこの日3本目のヒットと代打野村大樹のヒット、中村晃のフォアボールで満塁のチャンスを作って今宮。追い込まれながらもフォークをレフト線に運んで勝ち越しの2点タイムリーヒット!自らミスを取り返して試合を決めてくれました!

カード総括

 苦しみながらもスワローズ相手にスイープ!昨年までの借りを返すことに成功しました。同一カード三連勝は開幕カード以来の今シーズン2度目。チームが乗っていくきっかけになってほしい、そんなカードになりました。

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